八楠(やぐす)の地名由来に迫る!加茂神社の歴史と御神木
2021年2月6日、静岡県焼津市八楠にある歴史深い神社、加茂神社を訪れました。この神社は、焼津市八楠(やぐす)の地名の由来とも関わりがあると言われ、地域の歴史や文化を感じさせる魅力的な場所です。訪れてみると、その長い歴史を物語る境内や、地域の特色が息づく摂末社に驚かされました。この記事では、加茂神社の見どころや由緒、アクセス方法などを詳しくご紹介します。
詳細・基本情報とアクセス方法
基本情報
- 名称:加茂神社(かもじんじゃ)
- 住所:〒425-0091 静岡県焼津市八楠360
- 電話番号:拝殿に掲載
- 社務所受付時間:不明
- 御朱印:なし
- 駐車場:なし
地図
アクセス
車の場合
東名高速道路焼津インターチェンジより500m。(2分)
公共機関の場合
JR西焼津駅より焼津循環線ゆりかもめでバス停「高草橋」で降車。(20分)その後徒歩300m。(3分)
由緒・御祭神・御利益
由緒・歴史
創建は大化2年(646年)とされ、京都の上賀茂神社から勧請されたと伝えられています。「総国風土記」や「諸郡神階帳」に記された由来が残り、歴史の深さを感じる神社です。また、かつての祭礼では神輿行列や流鏑馬が行われ、地域の信仰の中心でした。
「八楠(やぐす)」という地名は、旧賀茂社の敷地にあった8本の大楠が由来とされる説があります。
御祭神
賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)
上賀茂神社の祭神で、厄除けや開運の神として知られています。
御利益
- 厄除け
- 開運
- 必勝
- 雷除け
- 電気産業守護
- 総合運・全体運・諸願成就
境内の様子と雰囲気
鳥居
静かな雰囲気の鳥居が、歴史ある神社への入り口を印象づけます。
狛犬
阿形と吽形の狛犬が拝殿前を守護しています。
阿形・獅子
手水舎
参拝前に心身を清めるための手水舎が設置されています。
摂末社
境内には多くの摂末社が並び、地域の信仰の広がりを感じさせます。以下の社が祀られています。
- 蔵王社
- 天白社
- 八幡宮
- 天満宮
- 左口社
- 八坂神社
- 白鬚神社
御社殿
拝殿
金文字の扁額が目を引きます。焼津らしい大廻しの技術が取り入れられた鈴緒も印象的です。
本殿
静かな佇まいが神聖な雰囲気を漂わせています。
御神木
立派な大楠が存在感を放ち、訪れる人々を見守っています。
御朱印と御守
御朱印
拝殿に掲載されていた電話番号に問い合わせたところ、現在は御朱印の授与は行っていないとのことです。
こんな方におすすめ
長い歴史を感じたい方
加茂神社は、創建が大化2年(646年)とされる非常に古い神社です。八楠の地名とも関係するその歴史を感じられます。
地名「八楠」の由来に興味がある方
八楠という地名の由来を探る鍵となる神社です。旧賀茂社にあった8本の大楠が由来とされる説を聞くと、地域の歴史への興味が深まります。
総合的なご利益を授かりたい方
厄除けや開運などのご利益があり、摂末社も豊富に揃っています。御神木の大楠も含め、初めて訪れた際に神聖な空気を感じられる場所です。
まとめ
加茂神社は、八楠の地名と深く結びついた歴史ある神社です。多くの摂末社や御神木の大楠がある静かな境内は、訪れるだけで心が浄化されるような体験を提供してくれます。歴史や地域の魅力に触れたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください!
ロケーションマップ
本ホームページで訪れたスポットとブログ記事をGoogle Mapに掲載しています。