腸活で花粉症対策!半年前から始めた実践と科学的な理由
何年か前までは、花粉症の症状はそれほどひどくありませんでした。「ちょっと目が痒いかな」程度で済んでいた症状が、最近では「もう生きているのが辛い…」というレベルにまで悪化してしまいました。
そんな時に出会ったのが「腸内環境を整えると花粉症の症状が軽減する」というお話。実は以前からこの情報は知ってはいたのですが、毎年「症状がひどくなってから」思い出したように腸活を始めていたので、正直なところ、効果があるのかどうかよくわかりませんでした。
でも今回は違います!
3〜5月の花粉症シーズンに備えて、なんと半年前から計画的に腸活を続けています。今日は、その実践内容と科学的な理由について、できるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
私の腸活、具体的にこんなことをしています
最初は「腸内環境を整えると花粉症に良い」という情報から、紹介してもらった長沢オリゴ(オリゴ糖)を飲み始めました。
でもシーズン中に飲み始めて効果が実感しきれなかったため、オリゴ糖がどうして体に良いのか気になって調べてみました。すると「オリゴ糖は腸内の酪酸菌のエサになる」ということが分かりました。
そこで考えたのが、「そもそも私の腸に酪酸菌が少なかったら、エサをあげても意味がないのでは?」ということ。これがきっかけで強ミヤリサン錠(酪酸菌サプリ)も取り入れることにしました。
つまり、試行錯誤しているうちに、知らず知らずのうちに「善玉菌とそのエサを一緒に摂る」という理想的な組み合わせ(シンバイオティクス)にたどり着いていたのです!
私の現在の具体的な実践内容
- 朝夕に強ミヤリサン錠(酪酸菌サプリ)を1回分(3錠ずつ)
- 味噌汁に長沢オリゴ(粉末オリゴ糖)をティースプーン2さじ
- 毎日納豆を食べる
これを今日まで半年続けてきてます。
なぜこの組み合わせなの?腸活の基本を理解しよう

腸内環境を整えるには、大きく分けて3つの方法があります。
- 善玉菌を補給する(プロバイオティクス)
- 善玉菌のエサを与える(プレバイオティクス)
- 上記2つを組み合わせる(シンバイオティクス)
私が実践しているのは、3つ目の組み合わせ方法です。善玉菌(酪酸菌)とそのエサ(オリゴ糖)を一緒に摂ることで、より効果が高まると考えられています。
腸は私たちの体の要!その理由とは?
実は、私たちの体の免疫機能の約70%が腸に集中しています。腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、体全体の健康に大きな影響を与えています。
特に花粉症との関係で大切なのが、「免疫バランス」です。花粉症は、本来なら害のない花粉に対して体の免疫システムが「危険!」と勘違いして過剰に反応してしまう状態。健康な腸内環境は、この「勘違い」を減らしてくれる働きがあるのです。
実際に食べられる食品を詳しく見てみよう!

善玉菌(プロバイオティクス)が含まれる食品
- 納豆(毎日食べるのがおすすめ!)
- ヨーグルト
- キムチ
- 味噌
- ぬか漬け
- チーズ
善玉菌のエサ(プレバイオティクス)になる食品
- バナナ(少し青みがかったもの)
- 玉ねぎ
- ゴボウ
- 大豆製品
- 海藻類
- キノコ類
おすすめの組み合わせ
- ヨーグルト+バナナ
- 味噌汁+わかめ
- 納豆+キムチ(発酵食品の組み合わせで相乗効果!)
腸活で得られる嬉しい効果たち
花粉症対策以外にも、腸内環境を整えることで様々な良いことがあります。
- 心の健康をサポート
- お腹の調子が良いと心も安定する(腸は第二の脳の理由です!)
- 幸せホルモンのセロトニンは、実はその大部分が腸で作られているのです
- 肌がキレイになる
- 腸内の善玉菌がビタミンを作り出してくれる
- 肌荒れの原因となる炎症を抑える働きも
- 体の免疫力アップ
- 免疫細胞が活発に働くようになる
- 体の粘膜が強くなって病気から守ってくれる
- 体の代謝が良くなる
- 善玉菌が作る栄養成分で体の代謝が活発に
- 健康的な体重管理にも役立つ
まとめ

腸活は根気よく続けることが大切
花粉症シーズン直前に慌てて始めても、すぐには効果は出ないかもしれません。でも、コツコツと続けることで、腸内環境は少しずつ良い方向に変化していきます。
私の場合は、特別な記録はつけていませんが、半年前から継続して実践しています。花粉症シーズンを迎えてみないと効果の程は分かりませんが、この取り組みに手応えを感じています。ただし、人によって効果の現れ方は違うと思うので、自分に合った方法を見つけることが大切です。
この記事を読んでくださったみなさんも、ぜひ自分に合った腸活を見つけて、より健康的な毎日を過ごしていきましょう!
参考
※この記事は、私の体験と一般的な健康の知識に基づいて書いています。体調が気になる方は、必ずお医者さんに相談してください。